南鳥島レアアースに海外の反応は?中国の焦りと採掘成功の真実【2026】

南鳥島レアアースに海外の反応は?中国の焦りと採掘成功の真実【2026】

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南鳥島沖の海底資源が世界的な注目を浴びる最大の起爆剤となったのが、国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)の地球深部探査船「ちきゅう」を活用した国家プロジェクトの加速です。東京大学の加藤泰浩教授を中心とする研究グループが2012年に発見を公表して以来、技術的な課題とされてきた「超深海からの安定揚泥」は、日本財団と東京大学による「南鳥島レアアース実証実験」の進展によって、いよいよ実験室の理論から洋上の現実へと移行しました。

関係者への取材によると、水深およそ6,000メートルという超高圧かつ漆黒の極限環境において、海底の泥を吸引して船上まで連続的に引き上げる揚泥システムの要素技術試験は、2025年から2026年にかけて重要なマイルストーンをクリアしました。かつて海外の資源アナリストが「技術的空想」と切り捨てていた深海採掘技術が、日本の海洋工学技術の結集によって実用域へ歩みを進めています。

経済安全保障担当省庁や業界団体の発表資料を紐解くと、プロジェクトは単なる揚泥技術の確立にとどまらず、船上での脱水・泥水分離プロセスの効率化、さらには回収した泥から高純度のレアアースを抽出する一連のサプライチェーン構築を視野に入れています。世界屈指の海洋探査能力を誇るJAMSTECの知見と、民間資金・技術を束ねる日本財団の機動力が合致したことで、プロジェクトはかつてないスピード感で動いています。

斉藤 蓮
著者

斉藤 蓮

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。