小田の放つ型破りなエネルギーの原点は、愛媛で過ごした波乱万丈な過去にある。かつては髪を短く刈り込み、周囲を威嚇するような反逆の青春期を送っていたという意外な経歴。その反骨心と世間に対する違和感こそが、彼女のクリエイティビティの原動力となった。
吉本興業の門を叩き、運命的に植田と出会ったことで、内なるエネルギーはすべて「誰もやっていない新しい笑い」へと昇華された。社会のレールや既存の枠組みに対する反発は、やがて破壊的で美しいナンセンスへと姿を変えたのだ。過去の傷も挫折も、すべては舞台上で怪しく輝くためのプロローグだった。