広瀬アリスと広瀬すずの原点は、静岡県静岡市清水区にあります。地元では活発なスポーツ少女として知られ、二人は共に小・中学校時代、バスケットボールに青春を捧げていました。当時のチームメイトや近隣住民の証言によれば、姉のアリスは当時から目立つ存在で、妹のすずは姉の背中を追うように同じコートを駆け回っていたといいます。
二人の本名については、公の卒アル写真や地元報道などから、姉のアリスが大石麻由子(おおいし まゆこ)、妹のすずが大石鈴華(おおいし すずか)であることが広く知られています。年齢差は約3歳半(アリスが1994年12月生まれ、すずが1998年6月生まれ)で、学年としては4学年離れています。また、二人の上には1歳年上の兄・大石晃也氏がおり、3人兄妹の中で育ちました。
幼少期の生活は平穏そのものでしたが、二人が10代前半の頃、実家で看板屋を営んでいた父親が脳卒中で倒れるという大きな試練に見舞われます。長期のリハビリを余儀なくされ、生活環境が一変する中で、母と兄妹が団結して家計と家庭を支え合いました。アリスが地元のお祭りでスカウトされて芸能界入りを決意した背景には、家計を助けたいという強い家族愛があったと伝えられています。
その後、姉の所属事務所フォスタープラスの社長が、姉の応援に来ていた当時14歳のすずを見初め、「とんでもない美少女がいる」とスカウトしたことで、奇跡の姉妹が同じ事務所に籍を置くことになりました。静岡での泥臭いバスケの日々と、逆境を家族全員で乗り越えた経験こそが、二人の芯の強さと飾らない素顔の原点となっています。