開発の裏には、国内有数の葡萄産地との深いパートナーシップが存在する。スターバックスの調達チームは、今年度の新作のために山梨県および長野県の契約農家から厳選した巨峰を大量に確保。糖度18度以上の最高品質の巨峰だけを選別し、独自の低温抽出技術でピューレへと加工した。
「巨峰は非常にデリケートな果実で、加熱しすぎると独特の芳醇な香味が損なわれてしまう」。製品開発を担当した商品企画部の担当者はそう明かす。加熱殺菌の温度と時間をミリ単位で調整し、皮の微細な渋みと甘みのベストバランスを抽出。この職人技とも言える妥協なき素材へのこだわりが、人工香料では絶対に再現できない本物の果実味を実現させた。