金属リサイクルヤードを利用するにあたり、事前に把握しておくべきルールやネット上の誤解が存在します。無用なトラブルや受入れ拒否を避けるため、以下のポイントを押さえておく必要があります。
1. 「何でも無料で引き取ってくれる」という誤解
金属リサイクル施設は「金属資源」を買取・処理する場所です。木材、生ごみ、プラスチック主体の不用品、タイヤ単体、ガラスなどの不純物が大量に混入している場合、減額査定の対象となるか、引き取りそのものを断られるケースがあります。
2. 家電4品目(テレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコン)の取り扱い制限
特定家庭用機器再商品化法(家電リサイクル法)の対象品目については、所定のリサイクル券手続きが必要であり、一般金属スクラップと同じ枠組みでのスクラップ買取は行えません。エアコンの配管(銅管)や付随する金属部材の持ち込みについては、事前の分別ルールを確認することが鉄則です。
3. 危険物・密閉容器の混入厳禁
ガスボンベ、スプレー缶、消火器、密閉されたドラム缶などは、破砕処理時やギロチン加工時に爆発・火災事故を引き起こす重大リスクがあります。穴あけ処理や中身の完全除去が行われていない危険物は持ち込み不可となります。
4. 身分証明書の提示義務
金属くず商取引および古物営業法に基づき、金属スクラップや廃車の換金時には運転免許証などの本人確認書類の提示および伝票への署名が法律で義務付けられています。