北朝鮮「金家」の後継者は誰?贅沢すぎる私生活と権力闘争の真相【2026最新】

北朝鮮「金家」の後継者は誰?贅沢すぎる私生活と権力闘争の真相【2026最新】

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一族支配の実態を理解する上で欠かせないのが、複雑に入り組んだ金家の家系図です。金日成氏から金正日氏、そして金正恩氏へと受け継がれる本流の背後には、権力の座から排除され、あるいは物理的に消し去られた数多くの親族が存在します。

最も世界を震撼させた事件が、2013年12月の張成沢(チャン・ソンテク)国防委員会副委員長の処刑です。金正恩氏の叔母である金慶喜(キム・ギョンヒ)氏の夫であり、若き正恩氏の後見人として実権を振るっていた張氏は、「国家転覆陰謀行為」の罪を着せられ、軍事裁判の直後に銃殺されました。さらに2017年2月には、マレーシアのクアラルンプール国際空港で、異母兄である金正男(キム・ジョンナム)氏が猛毒の神経剤VXによって白昼堂々暗殺される事件が発生。金正恩体制に対する潜在的な脅威は、肉親であっても容赦なく排除される現実を世界に見せつけました。

現在、金正恩氏の兄弟で生存が確認されているのは、実兄の金正哲(キム・ジョンチョル)氏のみです。しかし正哲氏は政治への野心を完全に放棄し、エリック・クラプトンの熱狂的なファンとしてギター演奏に没頭する生活を送ることで、粛清の刃から身を守っていると伝えられています。絶対権力をめぐる金家の現在の様子は、一歩足を踏み外せば命を落とす「血の掟」によって維持されているのです。

山下 哲也
著者

山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。