画面をスワイプするわずか数秒の間。そこで若者たちの心が動く。現在、ブームの発信地として圧倒的な存在感を見せているのがTikTokだ。短尺動画を介して瞬間的にシェアされる楽曲やダンス、独特のミームは、瞬く間に世界中へと波及していく。
ここで重要となるのが、一方的な情報発信ではなく参加型のコミュニティ形成だ。Z世代の若者たちは、単にコンテンツを消費する観客にとどまらない。自らも動画を投稿し、アレンジを加え、トレンドの再生産に積極的に加担する。最新のソーシャルメディアマーケティングにおいても、彼らを巻き込んだ共犯関係の構築こそが、バズの爆発力を高める鍵だと目されている。