左腕を失い、プロ野球界から完全に姿を消した星飛雄馬。しかし物語はそこで終わりませんでした。続編『新巨人の星』において、飛雄馬は驚くべき形で球界へのカムバックを果たします。それが「右投げへの転向」でした。
実は飛雄馬は元々右利きであり、幼少期に父・一徹によって左投手に矯正されていたという驚愕の事実が明かされます。左腕を失った後、一時は自暴自棄となりアメリカへ渡って荒れた生活を送っていた飛雄馬でしたが、野球への情熱を捨てきれず、本来の利き腕である右腕を使って打者(代打)として復帰。その後、右投手として本格的にマウンドへ返り咲くことになります。
右投げとなった飛雄馬は、左投げ時代のような「球質の軽さ」に悩まされることなく、驚異的な球威を誇る豪速球投手に成長。「大リーグボール右1号(スクリュースピン捕球魔球)」などを駆使して再び巨人のエースへと君臨しました。引退後の行方など公式の「星飛雄馬の現在」について細部まで描かれた公式続編は限られますが、昭和カルチャーを象徴する不屈のヒーローとして、2026年の現在もCMコラボやパチンコ、各種メディアミックスを通じて絶大な存在感を放ち続けています。