モロッコインゲンのプランター栽培では、根域を十分に確保するため幅60cm以上・深さ30cm以上の大型容器(容量25L以上)を用意します。培土には市販の野菜用培養土に赤玉土小粒を2割程度混ぜ、排水性と保水性を両立させます。
強風に負けない「合掌式・ピラミッド式支柱」の構築
つるあり種の場合、長さ210cm・太さ16mm以上のイボ竹支柱を使用します。プランターの両端から斜めに交差させて上部を園芸用ロープやクロスバンドで固定する「合掌式」または四隅から立ち上げて中央で結ぶ「ピラミッド式」を採用し、網目10〜15cmのキュウリネットを張ります。風圧による倒伏を防ぐため、支柱の脚部はプランターの底面まで深く差し込みます。
収量を跳ね上げる摘心と追肥のタイミング
親づるが支柱の最上部(約2m)に到達した段階で主枝の先端をハサミでカットする「摘心」を実施します。頂部成長を止めることで側枝の発生が促され、着花数が飛躍的に増加します。
追肥の第1回目は開花が始まった直後に行います。以降は2週間に1回の頻度で化成肥料(8-8-8)を株元から離れた縁沿いに1株あたり10〜15g施肥するか、1週間に1回の頻度で500倍に希釈した液体肥料を水やり代わりに与えます。莢の肥大期に肥料切れを起こすと曲がり莢や空莢の原因となるため、葉色の濃淡を観察しながら継続的な養分補給を維持します。