日本の水晶産地と採取の現在地!乙女鉱山の真相と高騰する希少価値

日本の水晶産地と採取の現在地!乙女鉱山の真相と高騰する希少価値

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日本の水晶採集を語る上で欠かせないのが、山梨県山梨市牧丘町に位置する山梨県乙女鉱山水晶の存在です。かつてモリブデンやタングステンとともに、極めて透明度の高い双晶(日本式双晶など)や大型の美晶を産出した名鉱山として知られています。しかし、乙女鉱山は昭和50年代半ばに商業的採掘を完全に終了し、閉山しました。

2026年の現在、乙女鉱山の跡地周辺は私有地および崩落危険地域に指定されており、坑道口や主要なズリ(選鉱くずの集積場)への無断立ち入り・採取は固く禁じられています。長年の風雨による斜面の劣化が進んでおり、落石や地盤沈下の恐れがある極めて危険なエリアです。ネット上の古い採集記を頼りに無断侵入する行為は、不法侵入や事故につながるため絶対に避けてください。

また、景勝地として名高い昇仙峡水晶採取の現状についても同様です。昇仙峡一帯は秩父多摩甲斐国立公園の特別地域に指定されており、自然公園法によって小石1つの持ち出しすら法律で規制されています。観光地の売店で水晶製品が並んでいる風景から「周囲の川で拾えるのではないか」と誤解されがちですが、渓谷沿いや周辺河川での原石採取は厳罰の対象となります。

山崎 陸
著者

山崎 陸

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