ユニットケアとは?従来型との違いや費用相場・後悔しない選び方を解説

ユニットケアとは?従来型との違いや費用相場・後悔しない選び方を解説

ユニットケアとは?従来型との違いや費用相場・後悔しない選び方を解説についての真相をお届けします。

施設選びで誰もが直面するのが「ユニット型と従来型はどっちがいいのか」という葛藤です。両者の決定的な分岐点は「居住環境」と「月額の自己負担額」にあります。特にユニット型特養の費用相場は、毎月の年金受給額だけで賄えるかどうかの境界線を左右します。

項目ユニット型特別養護老人ホーム従来型特養(多床室・従来型個室)編集部の見解・評価居室形態全室完全個室(共同リビング隣接)多床室(2〜4人部屋)または従来型個室プライバシーや感染症遮断力は個室が圧倒的月額費用目安(要介護3・自己負担1割)約13万〜17万円前後(基準費用額の場合)約8万〜12万円前後(多床室の場合)月4万〜5万円の開きがあり、年間では約50万〜60万円の差居住費の基準額(日額換算)個室ユニット型居住費:日額約2,006円多床室居住費:日額約855円(基準)差額の大部分は居住費(部屋代)の格差に起因職員配置ユニットごとの専任配置(顔なじみの関係)フロア全体でのシフトローテーション配置認知症ケアの一貫性ではユニット型が優位待機期間・入所難易度新設施設が多く、比較的早く空きが出る傾向低費用のため希望者が集中し、待機が長期化しやすい緊急度と家計の余力による戦略的判断が必須

費用を押し上げている最大の原因は、介護報酬上の「個室ユニット型居住費」です。厚生労働省の基準費用額において、多床室の部屋代が1日あたり約855円程度(月額約2万6,000円)であるのに対し、ユニット型個室は約2,006円(月額約6万円)と2倍以上の開きがあります。世帯の課税状況に応じた「特定入所者介護サービス費(補足給付)」の対象者でない限り、年金収入が月15万円未満の世帯にとって長期入所の負担は小さくありません。

加藤 愛美
著者

加藤 愛美

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。