下田を訪れるドライバーの最大の動機といっても過言ではないのが、道の駅開国下田みなとランチの代名詞たるご当地グルメです。館内には大きく分けて、ファストカジュアルな肉厚バーガーと、港町ならではの鮮烈な生魚を味わう海鮮料理の2大潮流が存在します。
まず圧倒的な知名度を誇るのが、1階ウッドデッキ沿いに店を構える「カフェ&ハンバーガー Ra-maru(ラーマル)」の下田バーガーです。バンズの直径を優に超える巨大な金目鯛のフライを挟み込み、甘辛い特製照り焼きソースと濃厚なカマンベールチーズを豪快にトッピングした一品は、見た目のインパクトだけでなく味の調和も見事です。サクサクの衣に包まれた白身のしっとりとした脂の乗りは、下田港直送ならではの鮮度を如実に物語っています。
一方、2階フロアに位置する水産市場直営の食事処や回転寿司では、金目鯛海鮮丼のおすすめメニューがしのぎを削ります。湯引きされた金目鯛の皮目の香ばしさ、脂の乗った刺身、地魚の三色丼など、舌の肥えた鮮魚ファンを唸らせるクオリティを維持しています。しかし、ここで直面するのが「待ち時間」という現実的な壁です。週末や大型連休には、注文から提供まで40分から1時間を要するケースも珍しくありません。タイムパフォーマンスを重視する旅行者にとっては、開店直後の午前10時台か、ランチピークを外した14時以降の滑り込みが決定的な攻略の鍵となります。