売り場を歩けば一目瞭然だが、同じキャベツ一つをとっても、生産者の名前ごとに価格も大きさも微妙に異なる。ここに、最もお得で新鮮な食材を手に入れるための明確な攻略法が存在する。
狙い目は一日に二度訪れる。一度目は言うまでもなく「開店直後の午前中」だ。地元契約農家が早朝に収穫したばかりの野菜や果物が一斉に店頭へ並ぶ。完熟ギリギリまで樹上で育てられた果物や、市場に出回らない珍しい地場品種は、開店から1時間足らずで姿を消すことも珍しくない。
そしてもう一つの狙い目が「午後2時から3時過ぎ」の再入荷タイミングだ。午前中に売れ行きを確認した生産者が、午後に追加で持ち込む「昼採れ」の生鮮食料品が並ぶ瞬間がある。夕方の買い物ピークを前に、生産者が自発的に行うタイムセールや値引きシールが貼られるのもこの時間帯からだ。誰よりも早く、そして安く手に入れるなら、この入荷サイクルを頭に入れておくことが最大の近道となる。