お笑いコンビ・バッドボーイズの佐田正樹もまた、福岡最大級の暴走族「福岡連合」の二代目総長を務めた筋金入りの元ヤンキーだ。吉本興業に所属する芸人の中でも、その異色すぎる生い立ちは際立っている。
彼が自身の半生を綴った自伝『デメキン』は、映画化や漫画化を果たし、若者を中心に爆発的な大ヒットを記録した。単なる不良自慢ではなく、仲間との絆や葛藤、そして親への感謝がリアルな描写で描かれ、多くの読者の涙を誘った。バラエティ番組で見せる軽妙なトークの裏には、仲間を背負って体を張ってきた男の優しさと信念が宿っている。