ガイドブックに書かれた華やかな情報と、実際に足を運んだ旅行者が直面する現実の間には少なからぬギャップが存在します。SNSの投稿や現地コミュニティ、旅行者向け掲示板に寄せられた「生の声」を検証すると、パーク観光特有のリアルな課題が浮かび上がってきます。
現地を訪れた日本人旅行者から最も頻繁に聞かれるのがトイレ事情と足腰への負担です。「トイレを見つけるのが難しく、ようやく見つけた公衆トイレも時間帯によっては清掃が行き届いていなかった」「Googleマップ上では近く見えたのに、アップダウンが多くて筋肉痛になった」という声は後を絶ちません。園内には約20カ所の公衆トイレが設置されていますが、日本の清潔な設備とは異なるため、入園前に美術館やカフェ、商業施設(ザ・ショップス・アット・コロンバスサークルなど)で事前に済ませておくのが現場を知る者の共通認識です。
また、昨今の急激な物価高とチップ文化に対する困惑も目立ちます。園内のワゴン販売で水1本を購入するだけでも3〜5ドル、名物のホットドッグが5〜7ドルに達することも珍しくありません。「公園ピクニックを楽しもうとしたら、軽食だけで驚くような出費になった」という投稿も多く見られます。出費を抑えたい賢明な旅行者は、入園前にホールフーズ・マーケット(コロンバスサークル店)や近隣のスーパーでデリやサンドイッチ、飲料を調達して持ち込むスタイルを実践しています。