進学先を検討する上で極めて重要なファクターとなるのが「出口戦略」です。法政大学法学部の就職実績と進路を紐解くと、資格職から公務員、民間大手企業に至るまでバランスの取れた強靭な実績が確認できます。
まず特筆すべきは、国家公務員・地方公務員採用実績の圧倒的な強さです。大学公式のキャリア就職データによると、法学部生の進路において公務員は常にトップクラスのシェアを占めています。国家公務員一般職や国税専門官、裁判所事務官はもちろんのこと、東京都庁、特別区(東京23区)、各県庁・政令指定都市の市役所など、公務員採用試験でMARCHトップレベルの合格者数をコンスタントに輩出しています。学内に設置された高度公務員対策講座やOB・OGによる手厚い面接指導が、高い合格率を支える基盤となっています。
一方、司法試験予備試験・合格率や法科大学院への進学実績においても、学内の「法職講座」が機能しています。学部段階から法曹を目指す意欲的な学生向けに、現役法曹や予備校講師によるハイレベルな指導が格安で提供されており、中央大学法科大学院や慶應義塾大学法科大学院、さらには東大・一橋・京大といった難関国立大ロースクールへの合格者を毎年輩出しています。
民間企業への就職も極めて堅調です。三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほフィナンシャルグループなどのメガバンクをはじめ、東京海上日動火災保険、三井住友海上などの大手金融・保険業界、NTTデータやアクセンチュアなどのIT・コンサルティング業界、JR東日本や大手不動産・インフラ企業など、日本を代表する大手企業への就職が毎年多数成立しています。法学部で培われる「論理的思考力」「法的なリスク管理能力」は、採用市場において高い信頼を獲得しています。