治療と並行して、あるいは未病の段階で食い止めるために、生活環境の見直しは欠かせない。内耳は極めて繊細な毛細血管で養われており、ストレスや睡眠不足による交感神経の緊張がダイレクトに血流障害を引き起こす。
第一に意識すべきは水分摂取だ。過度な水分制限はリンパ循環を悪化させるため、医師の制限がない限り常温の水をこまめに補給し、代謝を促すことが推奨される。また、カフェインや高塩分の食事は内耳の内圧を変動させる要因となるため、症状が出ている期間は極力控えるのが賢明だ。30分程度の軽い有酸素運動を取り入れ、全身の末梢循環を維持することも内耳環境の安定に直結する。