バッタ災害(蝗害)の真実!異常大量発生の原因と日本の影響リスク

バッタ災害(蝗害)の真実!異常大量発生の原因と日本の影響リスク

話題沸騰中の バッタ災害(蝗害)の真実!異常大量発生の原因と日本の影響リスクについて、多角的な視点をご紹介しています。

日常会話で耳にする「バッタ被害」と、歴史書や国際ニュースで報じられる「蝗害(こうがい)」には明確な学術的・生態的違いがあります。一般的なバッタ災害が局所的な個体数増加による食害を指すのに対し、蝗害とは特定のバッタ類が密集環境を契機に形態と行動を一変させ、数千万〜数億匹の大群(飛蝗=ひこう)となって広域を移動・破壊する現象を指します。

地球上に生息するバッタ目(直翅目)のうち、大群を形成して長距離を移動する能力を持つ種はごく一部に限られます。代表格であるサバクトビバッタやトノサマバッタなどは、条件が揃うと個体同士が密集し、後述する劇的な体質変化を起こします。この群れは風に乗って1日に100〜150km以上も移動し、進路上のあらゆる緑を喰らい尽くすため、国際社会では単なる害虫被害ではなく「国境を越える自然災害」として厳重に監視されています。

山口 彩花
著者

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。