東京でのビジネスと並行し、彼女が今最もエネルギーを注いでいるのが夫の地元・山口県での事業である。関門海峡を臨む下関市に立ち上げた複合ゲストハウス「UZUハウス」は、単なる宿泊施設にとどまらない地域のハブとして機能している。観光客と地元住民が自然に交差する空間づくりを目指し、カフェやコワーキングスペース、イベント会場としても重宝されている。
彼女は頻繁に東京と山口を往復し、現地の若手起業家やクリエイターとの意見交換を重ねている。「地方から日本を元気にする」というスローガンは決して飾りではない。過疎化が進む地域において、自らの知名度とネットワークを活かした地域活性化モデルの構築に挑んでいるのだ。山口での新たな試みは、単なる思い出の地への回帰ではなく、未来に向けた投資と言える。