ポケモンSVのランクバトルにおいて、ボディプレスを覚えるポケモンの中でも特に環境上位で結果を残し続けている代表格がアーマーガア、キョジオーン、そしてブリジュラスです。それぞれのポケモンの特性と噛み合った強力な運用実態を解説します。
1. アーマーガア(鋼・飛行):要塞化とサイクル戦の絶対的軸
アーマーガアの育成論において、ボディプレスはもはや外すことのできない標準装備となっています。タイプ相性上、鋼タイプが本来苦手とする炎・格闘のうち格闘を等倍で受け、自身の弱点である電気・炎以外の物理アタッカーを「てっぺき」と「はねやすめ」で完全に詰ませることが可能です。
特性「ミラーアーマー」により、相手の「いかく」や能力下降技を跳ね返すため、ボディプレスの火力を下げられる心配がありません。持ち物に「ゴツゴツメット」や「たべのこし」を持たせ、努力値をHB(HP・防御)252振りに特化させたアーマーガアは、パオジアンやウーラオスといった強力な物理アタッカーに対する鉄壁のストッパーとして機能します。
2. キョジオーン(岩):しおづけと組み合わせた究極の耐久プレッシャー
専用技「しおづけ」による定数ダメージと、専用特性「きよめのしお」による状態異常無効化を持つキョジオーン。このポケモンが「てっぺき+ボディプレス」を搭載することで、特殊アタッカーでの突破を試みる相手にはしおづけの定数ダメージで削りを入れ、物理アタッカーに対してはてっぺきからのボディプレスで強烈なカウンターを叩き込みます。
テラスタルで「格闘」や「毒」「フェアリー」へタイプ変更することで、弱点タイプをずらしながら安全にてっぺきを積み、圧倒的な防御実数値から繰り出されるボディプレスで相手の交代先をまとめて崩壊へと追い込みます。
3. ブリジュラス(鋼・ドラゴン):特性じきゅうりょくとの驚異的シナジー
DLC『藍の円盤』で追加されたブリジュラスは、攻撃を受けるたびに防御が1段階上昇する特性「じきゅうりょく」を保持しています。相手の連続攻撃技(スケイルショットや水流連打など)を受けるだけで防御ランクが一気に最大まで跳ね上がり、何の手間もかけずにボディプレスの火力が限界突破します。自ら積むターンすら必要としない自動要塞化ギミックは、SVのシングル・ダブル双方で極めて高い支配力を誇っています。