筑西の地に降り立つと、まずその広大さに圧倒される。国土交通省関東地方整備局が管轄する国道50号バイパス沿いという抜群のアクセス。だが、立地の良さだけで人は集まらない。人を惹きつけるのは、綿密に計算された「滞在型空間」の心地よさだ。
朝一番、直売所に並ぶのは筑西市特産の完熟トマトや獲れたての梨、そして手づくりの惣菜。地元生産者が朝露の残る野菜を直接コンテナに補充していく姿は、食材への信頼感を何よりも雄弁に物語る。昼時になれば、ベーカリーから焼き立てパンの甘い香りが漂い、野外広場では大道芸や地元ミュージシャンの演奏が始まる。一日中いても飽きない。ロードサイドパークの完成形がここにある。