子供の癇癪は親のせい?育て方の誤解を解き感情爆発を鎮める新常識

子供の癇癪は親のせい?育て方の誤解を解き感情爆発を鎮める新常識

子供の癇癪は親のせい?育て方の誤解を解き感情爆発を鎮める新常識についての最新情報を徹底解説します。

Q1:外出先のスーパーなどで激しく癇癪を起こされたとき、周囲の目が気になります。放置して立ち去ってもいいのでしょうか?
A1:完全に置き去りにして見えなくなる場所へ立ち去るのは、迷子や事故、トラウマのリスクがあるため避けてください。周囲の視線が辛いときは、「ご迷惑をおかけしてすみません」と一言周囲に会釈し、カートや買い物をその場に置いたまま、子供を抱きかかえて速やかに車内や屋外などの低刺激な空間へ避難するのが最善です。買い物の中断は決して敗北ではありません。

Q2:癇癪がひどい子は、将来グレたり暴力的な性格になったりするのでしょうか?
A2:幼児期の癇癪の激しさと、将来の非行や暴力性の間に関連性はありません。感情の起伏が激しい子は、裏を返せば「感受性が豊かで、何事にも強いエネルギーとこだわりを持って取り組める情熱的な気質」の持ち主でもあります。適切なクーリングダウンと感情の言語化を積み重ねることで、成長とともに優れたリーダーシップや表現力を発揮するケースが多々あります。

Q3:どうしても我慢できず、癇癪を起こす我が子に怒鳴り返してしまいました。激しい自己嫌悪で押しつぶされそうです。
A3:完璧な人間が存在しないように、感情を100%制御できる親も存在しません。脳科学的にも、慢性的な睡眠不足と過緊張に晒されれば誰でも情動制御が破綻します。怒鳴ってしまった後は、お互いが落ち着いたタイミングで「さっきはママ(パパ)も大声を出してごめんね。大好きだよ」と抱きしめて修復(リペア)してください。過ちを認めて関係を修復する姿を見せること自体が、子供にとって最高の人格教育になります。

橋本 菜々子
著者

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。