Q1:ジョージ・ブーロスの論理パズルは、予備知識がなくても自力で解くことは可能ですか?
A1:論理学の形式的な記号表記を知らなくても、高校数学レベルの「命題と集合」「対偶・背理法」の概念を正確に使いこなせれば自力で解答可能です。ただし、未知の言語(da/ja)の真偽を反転させずに命題の正否を抽出する「同値構造の質問」を独力で発想できる人は、プロの数学者や論理学者を含めてもごく僅かです。
Q2:コラッツ予想を解いたら、本当に賞金がもらえるのですか?
A2:クレイ研究所のミレニアム問題とは異なり、公式の100万ドル懸賞問題ではありません。しかし、2021年に日本の株式会社ブレインパッド創業者の個人出資によって「コラッツ予想の完全証明に1億2000万円の懸賞金を支払う」という報奨金制度が創設され、国際的にも大きな話題となりました。現在も有効な証明を提出した者はおらず、賞金は眠ったままです。
Q3:なぜ「フェルマーの最終定理」はミレニアム問題に含まれていないのですか?
A3:ミレニアム懸賞問題が設定されたのは2000年5月ですが、フェルマーの最終定理はそれに先立つ1995年にアンドリュー・ワイルズによって完全に証明され、すでに解決済みとなっていたためです。もしワイルズの証明が数年遅れていれば、間違いなくミレニアム問題の筆頭候補として100万ドルの懸賞金が懸けられていました。