同じコードポイントであっても、表示されるデバイスによって微妙にデザインが異なる点には注意が必要だ。国際規格を策定するUnicode Consortiumが定義しているのは、あくまで「涙を流す顔」という概念的な仕様に過ぎない。
そのため、Appleが設計するiOSと、Googleが提供するAndroidでは、イラストのシェーディングや涙の角度、目元の開閉具合に独自の解釈が加わる。iPhoneで送信した際には切ない表情に見えていても、受け手のAndroid端末ではコミカルな泣き顔にレンダリングされているといった現象が、プラットフォームの壁を挟んで頻繁に発生している。