事件直後、母親の身柄は奈良県警による事情聴取を受けた後、激しい報道陣の追跡を避けるため、大阪府内に住む実兄(山上被告の伯父)の元へ一時的に身を寄せていました。しかし、教団への責任追及を続ける伯父と、今なお信仰心を捨てきれない母親との間には決定的な亀裂が生じ、同居生活は長く続きませんでした。
捜査関係者や地域住民の証言によると、山上徹也の母親の現在における生活拠点は、関西地方の賃貸マンションや教団信者・支援関係者のネットワークを介した宿泊先を複数転々とする形をとっています。近隣住民との接触は極力避けられ、日中に外出する姿が目撃されることはほとんどありません。
母親の最新動向を注視する関係者は、「外出時は深々と帽子をかぶり、マスクで顔を覆って周囲を極度に警戒している。事件から数年が経った今も、外部の人間と接点を持つことを恐れ、外部からの支援物資や信者仲間によるわずかな手助けに頼る日々を送っている」と証言しています。公の場に姿を現すことはなく、法廷の証言台に立つかどうかも含め、その動向は厳重に秘匿され続けています。