番組の黄金期を支え、惜しまれつつも番組を卒業した彼女。その後、テレビで見かける機会は徐々に減っていった。芸能界から引退したのではないかという噂も飛び交ったが、実際には彼女自身の意志で表現の場を広げていたのだ。
彼女が選んだのは、映像の世界から「舞台」という生身の表現空間へのシフトだった。高校、大学へと進学する傍ら、小劇場演劇や朗読劇などに積極的に参加。テレビカメラの前で見せる表情とは異なる、一人の女優としてのシリアスな演技力を磨いていった。この時期のインプットこそが、現在の彼女のクリエイティブな基盤を作ったと言えるだろう。