2010年代後半から急速に成果を上げたソウル大学人権センターの研究チームによるプロジェクトは、写真記録の解読に革新的な技術をもたらした。彼らはNARAに眠る未整理の可動フィルム(映像)と静止画を徹底的に精査し、1944年に雲南省松山で撮影されたとされる短いカラー化動画と、既知のモノクロ写真をフレーム単位で照合する作業を完了させた。
静止画の中に写る女性の着衣のしわ、髪型、背後に立つ米軍将兵のIDタグまでを画像解析AIと人間学術チームの双方向で精査した結果、これまで写真としてしか知られていなかった人物が、動画の中で息づく実在の存在として結びついた。この発見は、静止画一枚に宿る情報の密度を爆発的に高め、単なるイメージ画像ではなく「歴史的現場の瞬間的クロニクル」としての価値を確定させた。