かきどまり庭球場のサーフェス面数は、センターコートを含めて合計17面の砂入り人工芝(オムニコート)で統一されている。加えて壁打ち練習専用のエリアも整備されており、大会前のウォーミングアップ環境としては申し分ない。
オムニコートの最大のメリットは、雨天後の復旧速度にある。少雨程度であれば水たまりができにくく、雨が止んで30分もすればプレーを再開できるほどの排水性能を誇る。しかし、山の尾根に近い丘陵地に立地しているため、天候の急変や霧の発生、冬場の厳しい吹き下ろしには注意を払わなければならない。
プレーヤーの間で頻繁に議論となるのが「雨天時の対応」だ。小雨決行とするサークルも多いが、コート使用の可否は利用者が勝手に判断するのではなく、必ず現地の管理事務所が最終決定を下すルールとなっている。長崎市街地で晴れていても、標高のある柿泊エリアでは本降りの雨というケースも珍しくない。現地到着後に「コート不良で使用不可」となる無駄足を避けるためにも、微妙な天候の日は出発前に必ず管理事務所へ電話でコートコンディションを確認するのが鉄則だ。