東急田園都市線・世田谷線の三軒茶屋駅から徒歩圏内に位置する日本大学危機管理学部 三軒茶屋キャンパス。ここはスポーツ科学部と共同利用している都市型キャンパスであり、開設から年数が浅いため施設面は極めて先進的です。
キャンパス内には、大規模災害やテロ対策を想定したシミュレーションが行える実習室や、裁判傍聴や模擬裁判が可能な法廷教室が整備されています。教員陣には、法学者のみならず、警察庁・警視庁の元幹部、防衛省・自衛隊出身者、内閣官房の危機管理実務に携わった専門家、リスクマネジメントを統括した元企業法務担当者などが名を連ねており、教科書上の理論にとどまらない「現場の生きた知見」が講義に反映されています。
在学生や卒業生のリアルな声(日大危機管理学部 評判)を独自取材と各種コミュニティデータから分析すると、明確な実態が浮かび上がります。
「警察官や消防士を目指す仲間が周囲に多いため、試験対策や体力づくりに対する士気が落ちない。実務経験者の教授陣から直接、面接指導や志望動機の壁打ちをしてもらえたのは最大の強みだった」(警視庁内定・卒業生)
「民間企業の面接では、まず間違いなく『危機管理学部って何を学ぶの?』と質問される。これを逆手に取って、企業のコンプライアンス維持やBCPにどう貢献できるかを論理的に話せた人は、大手企業でもトントン拍子で内定を獲得していた」(大手損害保険会社勤務・OB)
一方で、手厳しい現場の課題を吐露する声もあります。
「なんとなく日東駒専のどこかに入りたいという理由だけで選んだ同級生は、3年生の就活期に苦労していた。『法学部です』『経済学部です』なら通じる一般的な説明が通じないため、自分で何を学んだかを定義できないと、民間企業の一般職や営業職の面接で立ち往生してしまう」(IT企業勤務・OG)
現場のリアルな証言が裏付けるのは、学部のネームバリューに寄りかかる姿勢では失敗しやすく、自ら学問の意義を説明できる学生にとっては強力な武器になるという二面性です。