卒業ロードの集大成となったのが、2017年10月31日に地元・埼玉県で開催された渡辺麻友のさいたまスーパーアリーナ卒コン(『渡辺麻友卒業コンサート〜みんなの夢が叶いますように〜』)です。約17,000人のファンが詰めかけた会場は、グループカラーの青と彼女のシンボルカラーであるピンクのペンライトで埋め尽くされました。
ステージ上で大きな注目を集めたのが、細部までこだわり抜かれたまゆゆの卒業ドレスでした。純白のチュールと繊細なレースを重ねたクラシカルなドレスは、一切の過度な露出を排し、清楚と気品を象徴するデザイン。ファンやメディアからは「まさに王道アイドルの完成形」と絶賛されました。このコンサートの終盤、彼女は卒業ソング「サヨナラで終わるわけじゃない」を凛とした歌声で歌い上げ、ゴンドラに乗って静かにステージの彼方へと消えていく演出で伝説を作りました。
そして渡辺麻友のAKB48卒業日となった2017年12月31日、NHK紅白歌合戦の生放送でセンターを務め、歌唱終了と同時にマイクをステージ中央へそっと置く演出は、昭和の歌姫・山口百恵の引退劇を彷彿とさせ、日本中に深い感動を与えました。