かつて「鉄道=男性の職場」という固定観念が強かった時代、昭和鉄道高校の生徒も大半が男子であり、女子生徒は学年に数名程度という時期がありました。しかし、2026年現在の様相は大きく変化しています。
現在における昭和鉄道高校の女子の割合は、学年全体のおよそ10〜15%前後にまで増加しています。「女子が少ないから肩身が狭いのではないか」という懸念に対しては、在籍生徒や保護者からの声が明確な答えを示しています。女子専用のパウダールームや更衣室、セキュリティー完備の専用フロアなど校内インフラの近代化が進んでおり、女子生徒同士の結束力は極めて強固です。
さらに後押しとなっているのが、鉄道各社における女性採用の積極化です。JR東日本や東京メトロをはじめとする各社では、駅構内や運転士・車掌の職場環境において女性専用休憩室や仮眠設備の整備が急速に進んでいます。そのため、高校段階から専門教育を受け、確固たる志望動機を持つ女子卒業生への求人ニーズは年々高まりを見せています。男女の垣根なく「鉄道のプロを目指す同期」として認め合う文化が学内に定着しています。