日本国内のみならず、海外からの観光客やコレクターの間でも、緑寿庵清水の金平糖は「食べられる芸術品(Edible Art)」として極めて高い評価を得ている。かつて16世紀にポルトガルから渡来したとされる金平糖が、京都の地で独自の進化を遂げ、今や世界に向けて逆輸入されるかのようにその魅力を放っているのは非常に興味深いストーリーだ。
繊細なガラス瓶に詰められた色とりどりの金平糖は、インテリアのような美しさを放つ。日本の「和」の美意識と、ヨーロッパ起源の製菓技術が融合した歴史的背景も相まって、海外の文化人やセレブリティへの贈り物としても選ばれる機会が増加している。