バレンタインやお菓子作りで失敗する原因の筆頭が、この「板チョコ1枚」の定義のズレにある。昭和や平成中期に発行されたレシピ本や、古いネット上のレシピにおける「板チョコ1枚」は、ほぼ確実に50g〜60gを前提として書かれている。
もし現代の42g〜45gの板チョコを「1枚」としてそのまま使ってしまうと、カカオ分や油脂分が15%〜20%も不足する計算になる。結果として、生チョコが固まらなかったり、ガトーショコラがボソボソした食感になったりするトラブルが相次ぐ。レシピに「1枚」と書かれていても文字通り受け取らず、必ずキッチンスケールで実重を測るのが鉄則だ。