平日の午後、普段なら放課後の子どもたちの笑い声が響く校庭が一瞬にして緊迫した雰囲気に包まれた。校舎2階の窓から立ち上る黒煙。駆けつけたポンプ車やはしご車など20台以上の消防車が狭い生活道路を埋め尽くし、現場周辺は一時騒然となった。
「最初は近所のゴミ荒出かと思ったが、外に出たら学校の屋根からまっ黒な煙が吹き出していた」と近隣に住む70代の男性は振り返る。出火当時、校内にいた教職員は直ちに避難経路を確保し、初期消火を試みつつ消防へと通報。教育委員会の発表によれば、児童の被害がゼロだったことは不幸中の幸いと言えるが、木造部分を含む校舎の損壊状況は深刻だ。