小さな手にお財布とメモを握りしめ、おつかいへと歩みを進める子どもたち。道中で途方に暮れ、大好きなパンや野菜の買い方を忘れて立ち尽くす姿に、全国の視聴者が思わず息をのんだ。店員さんの優しいひと声や通りすがりのお年寄りの温かい励ましに助けられながら、ミッションを完遂する姿には作られた演出が一切存在しない。
無事におうちへ戻り、お父さんやお母さんの胸に飛び込んで号泣するラストシーン。いつの時代も涙なしには見られない。子どもの成長という一瞬の奇跡を逃さず捉えた映像美は、まさに日本のテレビ史に残る輝きを放っている。