『おれは男だ!』の大ヒットが際立つ早瀬久美ですが、若い頃の出演実績はそれだけに留まりません。1968年の映画『コント55号 世紀の大弱点』でのスクリーンデビュー以降、多彩なジャンルの作品で確かな演技力を磨いてきました。
時代劇の名作『水戸黄門』『大江戸捜査網』『銭形平次』では、可憐な町娘から気品ある武家娘まで幅広く演じ分け、お茶の間の定番女優として定着します。さらに、TBS系の人気大映ドラマ『赤い衝撃』などサスペンスや人間ドラマにも多数出演しました。
清純派のイメージを守りつつも、役柄の幅を果敢に広げていった姿勢は、当時の映画監督やドラマ演出家からも高く評価されていました。