英語学習者やビジネスパーソンの間で頻繁に疑問視されるのが、「Thank you always」というフレーズの妥当性です。結論から述べると、「Thank you always」単体で文を終える表現は、現代英語において極めて不自然と見なされます。
言語構造上の観点から解説すると、副詞の「always(いつも・常に)」は動詞の直前や助動詞の後に配置されるのが原則です。また、「always」は習慣や反復する動作を修飾する性質を持つため、単に文末へ置くと「私はあなたに常に感謝し続けます」という過剰に重たい誓いのように響くか、あるいは修飾先を失った不完全な文(文法的な宙吊り状態)として認識されてしまいます。
そこで鍵となるのが、「Thank you as always」の意味と用法です。「as always」は「相変わらず」「いつものように」「相変わらずいつも」という前置詞句として機能し、文末に添えるだけで「いつも通り感謝しています」「変わらぬご厚意をありがとう」という極めて自然なニュアンスを成立させます。
また、相手の具体的な行動に対して「いつも〜してくれてありがとう」と伝えたい場合は、前置詞「for」と動名詞を組み合わせた「Thank you for always [動詞-ing]」の構文を用いるのがネイティブの標準的な語法です。