「ニュージーランドの高校留学で人気のオレワ・カレッジは、実際の学費や治安、ESOLサポートのレベルがどうなっているのか?」――留学を検討する親子の多くが真っ先に抱く疑問です。現地留学生の生の声や取材データを突き合わせると、パンフレットの華やかなイメージの裏にある極めて堅実な運営実態が浮かび上がってきます。
まず保護者が最も神経を尖らせる治安環境に関して、オレワはオークランド都市圏の中でも屈指の安全性を誇るエリアとして知られています。現地の富裕層やリタイア世代が多く居住する落ち着いたビーチタウンであり、大都市中心部に見られるような深夜の治安悪化や雑踏特有のトラブルとは一線を画しています。留学生が放課後にビーチ沿いのカフェで談笑したり、安全に図書館を利用したりできる生活導線が整っている点は、未成年を単身で渡航させる日本の家庭にとって計り知れない安心材料となっています。
そして、留学生活の成否を決定づける英語サポート(ESOL)。同校では、留学生ディレクターのアドリアン・クロード(Adrienne Croad)氏を中心に、教頭のフランソワ・クッツェー(Francois Coetzee)氏、手厚いパストラルケア(生活・精神面支援)とニュージーランド体験プログラムを担当するセシリア・タイン(Cecilia Tyne)氏ら専任スタッフが強固な連携体制を築いています。
入学時の英語力診断に基づき、通常授業への橋渡しとなるESOLクラスを週複数コマ編成。単に文法や語彙を教え込むのではなく、現地の理科や社会といった主要教科で使われる学術用語やエッセイの書き方をピンポイントで補講する実践的なアプローチが採用されています。「英語が聞き取れず初週に泣きそうになったが、ケア担当の先生が昼休みに個別に声をかけてくれ、宿題の書き方を噛み砕いて教えてくれた」という日本人留学生の手記にも見られるように、孤独感を抱かせないセーフティネットが日常的に機能しています。
留学費用に関しては、年間授業料が約17,000〜19,000ニュージーランドドル(NZD)、ホームステイ費用が週あたり約340〜380NZD前後となっており、保険料や諸経費を合算すると年間総費用はおよそ350万〜420万円(NZD為替レートによる)が現実的な相場です。これは欧米主要国(アメリカやイギリス)の私立ボーディングスクールと比較して半分近くに抑えられており、質の高い公立教育を適正なコストで受けられるバランスの良さが際立っています。