近年のNHK紅白歌合戦は、午後7時20分スタート、午後11時45分終了という枠組みが完全に定着しています。総放送時間は4時間25分におよびますが、番組は大きく「前半」と「後半」の2つのブロックに分かれて進行します。
前半の放送は午後7時20分から午後8時55分までの95分間です。ここでは注目の初出場組や若手アーティスト、前半を盛り上げるテーマ企画がテンポ良く展開されます。そして、午後8時55分から午後9時00分までの5分間は、定時ニュース枠として番組が一時中断されます。この中断枠は、現場の舞台転換や司会者のリフレッシュ、後半の大型演出に向けた大規模な機材セッティングを行うための極めて重要なインターバルとして機能しています。
後半のスタート時間は午後9時00分ちょうどであり、ここから午後11時45分までの165分間が番組のメインディッシュとなります。国民的ヒット曲を持つトップアーティストのステージ、昭和・平成・令和を繋ぐ豪華な特別企画、そして紅組・白組の勝敗を決める最終投票とエンディングの蛍の光合唱まで、息つく間もない構成が組まれています。午後11時45分の終了後は、すぐさま『ゆく年くる年』へとリレーされ、全国の寺社の厳かな鐘の音とともに年越しを迎えるのがNHKの伝統的なタイムラインです。