価格が安すぎる製品に対して、消費者が真っ先に抱く疑念が「耐久性」と「味」です。SNSやレビューサイトを調査すると、少数ながら「数ヶ月で動かなくなった」「ご飯がパサつく」といった否定的な意見が見受けられます。しかし、これらの噂の背景を精査すると、いくつかの明確な要因が浮かび上がってきます。
まず、「炊きあがりがまずい」という評価の多くは、最も安価なマイコン式炊飯器を購入したケースに集中しています。マイコン式は釜の底面ヒーターのみで加熱するため、底と上部で温度差が生じやすく、IH式と比べると熱の伝わり方が穏やかです。お米の浸水時間を十分に取らなかったり、規定量を超えて炊飯したりすると、芯が残ったりムラができたりしやすくなります。一方で、内釜全体を一気に高火力で加熱するIHモデルを選んだユーザーからは、「この価格帯とは思えないほど粒立ちが良い」「大手メーカー品と遜色ない」という高評価が多数を占めています。
次に「壊れやすい」という耐久性の噂についてですが、家電製品全般における初期不良率の範囲を出るものではありません。ドン・キホーテは近年、品質管理基準を大幅に強化しており、粗悪品をそのまま店頭に並べるような体制は過去のものとなっています。ただし、内釜のフッ素コーティングがやや薄めのモデルもあるため、釜の中で激しく米を研ぐのを避けたり、金属製のおたまを使わないように配慮したりすることが、長く愛用するためのポイントです。