壁面製作の重要性は保育園・幼稚園にとどまりません。介護付き有料老人ホームやデイサービスなどの高齢者施設3月レクリエーションにおいても、季節感を取り入れた壁面飾り作りは心身の活性化をもたらす定番プログラムです。
高齢者施設における製作活動では、指先を細かく動かすことによる脳への血流促進や、かつてのひな祭りの記憶を語り合う「回想法」としての効果が確認されています。ちぎり絵や和紙を使った折り雛作りは、手先の巧緻性を維持しながら、完成時の達成感を得やすい優れたアクティビティです。
近年では、近隣の保育施設と高齢者施設が共同で1つの大型壁面を完成させる地域連携プロジェクトも増加しています。園児が描いた満開の桜並木に、施設利用者が作った立体的なウグイスや花吹雪を配置するなど、世代を超えた温かい交流が壁面を通じて実現しています。