過密ダイヤを運行する航空旅客運送業の現場関係者が口を揃えるのは、「中央のメインレーンを避ける」という鉄則だ。第1・第2ターミナルには複数の保安検査場が設置されているが、鉄道改札を出てすぐのエスカレーターを上がった正面の検査場(BやC検査場)に大半の旅客が集中する。
ほんの数十メートル歩いて端の検査場(AまたはD検査場)へ回るだけで、待ち時間が半分以下に短縮されるケースは日常茶飯事だ。案内板の混雑表示ランプを確認し、青や黄色の空いている検査場へと足を伸ばす判断力が、ギリギリのスケジュールを救う決定打となる。
また、事前にオンラインチェックインを済ませ、受託手荷物がない状態を作っておけば、フロアの喧騒を横目に直接保安検査場へ直行できる。いわゆる「スキップ搭乗」のスタイルを徹底することが、混雑回避における最強の防衛策だ。