世界最高峰のイングリッシュ・プレミアリーグにおいて、三笘薫のドリブルは相手守備陣にとって純粋な悪夢であり続けている。無駄を極限まで削ぎ落としたファーストタッチ、相手の重心を完璧に見極めた加減速のステップ。対峙した世界的サイドバックたちが次々とピッチに膝をつく場面は、毎週のように英国メディアのハイライトを独占する。
FIFA(国際サッカー連盟)の公式メディアも、来る2026 FIFAワールドカップに向けたキーマンとして彼の名前を最前線に挙げる。戦術大国イングランドの辛口コラムニストたちは「戦術的に最も計算が立ち、なおかつ単独で局面を打開できる世界屈指のアタッカー」と絶賛を惜しまない。個の力で試合を決定づけるそのスキルは、日本サッカーが長年抱えてきた「決定力不足」というステレオタイプを完全に粉砕した。