インターネットやSNS上では、定期的に「モンゴリアンデスワームがついに捕獲された」「衝撃の決定的動画」と銘打たれたコンテンツが拡散されます。しかし、これらの視覚情報のほぼ100%は、以下のような要因による誤認または作為的なフェイクであることが検証されています。
代表的な例として、B級SF映画やテレビ番組の特撮用プロップ(造形物)の写真が、あたかも現地で撮影されたスクープであるかのように切り抜かれて転載されるケースが後を絶ちません。また、近年では生成AIを用いたリアルな質感の捏造画像・動画が容易に作成可能となったため、砂漠に横たわる巨大生物のフェイク映像が急増しています。
実在の生物を撮影した動画が誤認される代表格は、前述の「タタールスナボア(Tatar sand boa)」や「オオトカゲ類の幼体」、あるいは深海生物の「ユムシ類」を砂の上に置いた悪質な釣り動画です。現地モンゴルの研究機関や環境省からも、公式に生体が捕獲・解剖されたという発表は過去に一度もなされていません。