施術直後のやわらかなニュアンスから、時間の経過とともに髪色はどのように変化していくのか。多くの読者が抱く「ミルクティーベージュの色落ちは何色になるのか」という疑問に対し、ブリーチの有無に分けてその経過日数を克明に追跡しました。
ブリーチあり:透明感からプラチナブロンドへのグラデーション
ブリーチを1〜2回施したベースにミルクティーベージュを重ねた場合、退色のスピードは極めて速く、平均して7日から10日程度で染料の主要成分が抜け落ちます。
【ブリーチありにおける色落ちの変化過程】
染髪当日から3日目までは、アッシュやバイオレットの補色が効いたクリーミーなベージュが持続します。しかし4日目を過ぎると、まず分子量の小さい青色染料が抜け始め、徐々にまろやかな「ペールベージュ(白っぽいベージュ)」へとシフト。7日目前後にはベージュの色味自体が薄れ、ブリーチによって脱色されたベース本来の「クリーミーブロンド(白金〜淡い黄)」へと到達します。この段階で適切なケアを怠ると、14日目以降には色素が完全に抜けきり、乾燥によるパサつきが強調された「黄ばみの強い金髪」へと変化してしまいます。
ブリーチなし:まろやかさから落ち着いたブラウンへの緩やかな推移
一方で、地毛の黒髪やトーンアップ履歴のある髪にブリーチを使わず染めるミルクティーベージュの色落ち(ブリーチなし)は、退色のスピードが非常に緩やかです。
染めたては光に透かした際にほんのり透けるオリーブベージュやモカベージュに近い発色となり、色落ち期間はおよそ2週間から3週間続きます。退色が進むにつれて現れるのは金髪ではなく、日本人の黒髪がもともと持っている赤褐色が顔を出す「ライトブラウン」や「ナチュラルチェスナット」です。派手な金髪に脱色されるリスクがない反面、透明感の持続力という点ではブリーチ毛に比べて控えめな印象を残します。