日本の映像史を振り返ると、もみあげが特徴的な俳優たちは一様に圧倒的なカリスマ性と記憶に残るアイコン性を兼ね備えています。単に伸ばしているだけではなく、それが本人の生き様や演じるキャラクターの象徴として観客の脳裏に焼き付いているからです。
まず語り継ぐべきは、昭和 ダンディ 俳優 もみあげの象徴とも言える宍戸錠氏です。日活アクション映画の黄金期、頬のチークパッド手術とともにトレードマークとなった太く直線的なもみあげは、無国籍アクションのアウトローにふさわしいハードボイルドな陰影を作り出していました。さらに松田優作氏が『探偵物語』の工藤俊作役で見せた、ハットのつば下から覗く長くシャープなもみあげは、飄々とした中に潜む危険な色気を決定づける記号となりました。草刈正雄氏や藤岡弘、氏が放つクラシカルな男らしさも、豊かな毛量に裏打ちされたサイドの造形が不可欠なピースでした。
時代が平成から令和へと移り変わっても、もみあげ 長い 芸能人やもみあげ 渋い俳優の系譜は途絶えていません。オダギリジョー氏は無造作に見せながら完璧に計算された毛先でアンニュイな芸術家肌を体現し、浅野忠信氏は骨太なフェイスラインを活かした自然体のラインで世界基準の存在感を発揮しています。また、髭 もみあげ 似合う 俳優として筆頭に挙がる竹野内豊氏や阿部寛氏は、頬から顎、もみあげへとシームレスに繋がるグラデーションによって、大人の男の余裕と品格を漂わせています。