物語のクライマックスに向け、大雅は父の遺産やコネを一切頼らず、自らの実力だけで小さな小劇場のオーディションに挑みます。一方で詩織は、亡き夫の実家との関係や娘・海の将来を案じ、大雅の前から姿を消す決意を固めていました。
最終回(第10話)では、役者として覚醒し舞台公演を大成功させた大雅が、海へ旅立とうとする詩織のもとへと駆けつけます。これまでの優柔不断さを脱ぎ捨てた大雅は、詩織に対して魂を込めた告白を放ちます。
「君の過去も、全部まとめて背負っていく。僕と、結婚してください」
この名言とともに、激しい雨が上がり空に美しい虹が架かる中で交わされた伝説のキスシーンは、フジテレビ月9史に残る名場面として語り継がれています。ただのハッピーエンドではなく、「過去を受け入れ、未来へ共に歩み出す決意」を描ききった結末は、大人の恋愛における本質的な誠実さを提示しました。