「確かに承りました」は失礼?違和感の真相と言い換え表現を徹底解説

「確かに承りました」は失礼?違和感の真相と言い換え表現を徹底解説

「確かに承りました」は失礼?違和感の真相と言い換え表現を徹底解説に関する疑問を詳しくまとめました。詳細な解説をチェックしましょう。

「承る(うけたまわる)」は「受ける」「聞く」の謙譲語であり、自分を低めて相手を立てる文法構造を持っています。しかし、頭に添えられた「確かに」という副詞が、文章全体のトーンを大きく歪めてしまう点に、確かに 敬語の違和感の根本原因が存在します。

「確かに」という語句は本来、「疑う余地がないさま」「間違いなく」という意味を持ちます。日常会話で「確かにそうだね」と相槌を打つ場面を思い浮かべると分かりやすいように、この言葉は「話し手が事態の真偽を判定・承認する」という心理的ポジションを内包しています。したがって、取引先や上司からの指示に対して「確かに」と前置きすることは、無意識のうちに「あなたの言ったことを、私が精査して認めてあげました」という上からの評価線を引いてしまうことにつながるのです。

これが、確かに承りました 失礼な理由としてビジネスマナー指導の現場で指摘される最大の要因です。へりくだる動詞「承る」を使いながら、副詞部分で「評価・判定」の態度を示してしまうため、受け手にちぐはぐな印象と微細な不快感を与えてしまいます。

中島 亮太
著者

中島 亮太

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。