下まぶたの白いできものの原因と治し方|痛くないポツポツの正体

下まぶたの白いできものの原因と治し方|痛くないポツポツの正体

話題沸騰中の 下まぶたの白いできものの原因と治し方|痛くないポツポツの正体について、主要な情報を分かりやすく掲載しています。

下まぶたの周辺にできる白いできものは、発生している「深さ」と「場所」によって診断が分かれます。痛みがないからといって単なる脂肪の塊と決めつけず、以下の代表的な5つの疾患から特徴を照らし合わせてみましょう。

最も頻繁に見られるのが稗粒腫(はいりゅうしゅ・ひりゅうしゅ)です。皮膚の浅い層(表皮の下)に古い角質(ケラチン)が袋状に溜まったもので、直径1〜2ミリ程度の白く硬い粒として現れます。触れるとコリコリとした感触があり、炎症を伴わないため赤みや痛みは生じません。

次に多いのが、まつ毛の生え際にある皮脂腺が詰まるマイボーム腺梗塞です。涙の蒸発を防ぐ油分を分泌する出口(開口部)が酸化した脂質や角質で塞がれ、下まぶたの縁や裏側に白い点や黄白色の小さな塊として観察されます。放置するとドライアイや異物感の引き金になります。

皮膚の真皮内にある汗を出す管(汗管)が増殖する良性腫瘍が汗管腫(かんかんしゅ)です。思春期以降の女性に好発し、目の下に多発する米粒大〜平たい淡黄色・皮膚色の隆起として広がります。稗粒腫とは異なり中身が角質ではなく組織そのものであるため、押し出しても中身は出ません。

炎症を起こす疾患との識別も欠かせません。痛みを伴わない硬いしこりとして形成される霰粒腫(さんりゅうしゅ)は、マイボーム腺の中に肉芽組織ができた状態です。一方、一般的に「ものもらい」と呼ばれる麦粒腫(ばくりゅうしゅ)は細菌感染による急性炎症であり、強い痛みや赤み、局所の熱感を伴う点で明確に区別されます。

渡辺 美咲
著者

渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。