總持寺を全国的に有名にしているもう一つの要素が、著名人たちの墓所です。中でもひときわ参拝者が絶えないのが、昭和を代表する大スター・石原裕次郎さんの墓です。没後何十年が経過しても、命日の「あじさい忌」(7月17日)をはじめ、年間を通じて多くのファンが手を合わせに訪れます。
石原裕次郎さんの墓所は、境内奥に広がる墓園の「1号地特別区」に位置しています。広大な墓地のため迷う参拝者も少なくありませんが、案内板が整備されており、総合受付などでもマップを手に入れることが可能です。墓石には妻・まき子さん直筆の詩が刻まれており、静かな木立の中で今も昭和のカリスマの息吹を感じることができます。
また、總持寺の墓地には石原裕次郎さんだけでなく、大正から昭和にかけて政財界で活躍した実業家や文化人、浅野総一郎(浅野財閥創業者)などの著名人も数多く眠っています。歴史の教科書に登場する人物たちの足跡に触れられるのも、總持寺散策の隠れた醍醐味と言えるでしょう。